みなさまこんにちは。週の始まり月曜日ですね。いかがお過ごしでしょうか。私は先日神奈川県の秦野市へ行き、市内に湧く湧き水を探訪してきました。
秦野市ってどんなところ
名水の場所
秦野市は、新宿、横浜から約1時間、北に丹沢山地が連なり、南には渋沢丘陵が東西に走る、神奈川県唯一の典型的な盆地。地下は天然の水がめとなり、市内には多くの湧水が見られます。その豊富な地下水を水源に全国で3番目の近代水道ができました。
環境省HPより
さっそく探索へ
そんな湧水豊富な秦野市ですが、秦野駅から階段を下るとさっそくありました。
大きな石から勢いよく汲み上げられた地下水が出ています。
続いて駅から徒歩10分程度のところにある弘法の清水へ。
ここはひっそりとした住宅地の中にあり、私が行った際も近所の住民のおじいさんが水を汲みにきていました。近所にこのような湧き水があるとは嬉しいですよね。
さて続いて向かったのは「社のとうふ工房 三河屋」さん
ここはお店のすぐ前に勢いよく湧き水があふれ出ております。その名も「兵庫の泉」
看板によると1日当たりの源泉の湧出量は、最大1500トンにも及んでいるとのこと。すごいですね。こんなにも豊富な湧水で作られた豆腐はさぞ美味しいだろうと、私はここで揚げ出し豆腐を購入してきました。
さて、続いて向かったのは、ここから車で3分程度のところにある公民館です。
ここ秦野市南公民館には「まいまいの泉」という地下20mから自噴させた湧き水があります。
近くに小学校もあったので公民館に立ち寄った小学生が普段から美味しい湧き水を飲めるなんてうらやましいですね。
さてここまでは秦野駅中心の湧き水を探訪してきましたが、最後に車を山奥に飛ばして峠の先にある湧き水を見に行ってきました。
ヤビツ峠方面に車を飛ばすこと小一時間。曲がりくねった峠道をすぎるとありました。
その名も「護摩屋敷の水」
護摩屋敷とは、山伏がヌルデの木などを焚いて修行をするところ。
昔、修行に訪れた僧たちが、ここの水で身を清めたと伝えられることから、この名前がつきました。
秦野市観光協会HPより
岩の真ん中からぼこぼこ湧いており、パイプからは勢いよく水があふれ出ておりました。パイプが分かれているのは汲みに来た人たちが混雑しないための配慮ですかね。少し触ってみたのですが、標高700m以上の山中で湧く湧水はとても冷たかったです。飲用に関しては以下の注意書きがありました。
土曜日の午前中だったからでしょうか、登山者やサイクリストたちかとても多かったです。
まとめ
秦野盆地湧水群は市内のいたるところで湧いており、他にもまだまだ湧き水が湧いている場所があるようです。もし興味がありましたら、湧き水の探訪だけでなく、登山やサイクリング、グルメや温泉など自然豊かな秦野市に身を置いて休日を過ごすのも良いかもしれませんね。
参考URL 環境相 名水百選 選抜総選挙
菜の花台駐車場より